「嫌われるのが怖い…」相手の顔色をうかがい、自分の意見を言えな人へ

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「嫌われるのが怖い」「相手に悪く思われないか心配で、自分の意見を言えない」

あなたは、相手の顔色を伺うあまり、自分の意見を押し殺してはいませんか?

友達に思ったことが言えない、会議で発言するのをためらうなど、相手の反応が怖くて殻に閉じこもってしまうことありますよね。

自分の意見が言えない状況では、生きづらさを感じてしまうものです。

そこで本記事では、嫌われるのが怖い理由と、状況を克服するための対処法をご紹介します。

あなたが前を向いて堂々といきることができるようになるので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

嫌われるのが怖いのはなぜ?4つの心理

「嫌われるのが怖い」と感じるのは、あなただけではありません。

多くの人が嫌われることを怖がり、ありのままの自分を表現できずにいるのです。

現在では、数々の書籍やYouTubeなどで、解決策が紹介されているほど、人気のテーマでもあります。

では、なぜこれほど多くの人が「嫌われるのが怖い…」と感じてしまうのでしょうか?

その理由を列挙していますので、自分を客観視するかのような気持ちで読んでみてください。

心理1.批判されるのが怖い

相手を過剰に意識するあまり、自己防衛をしてしまうことありませんか?

相手の発言が、たとえ意見や提案であっても、「批判されている」と感じることもあるでしょう。

相手に対して「批判されるのではないか…」と不安感を抱いていると、次第に自分を守ろうとする傾向が現れます。

「嫌われるのが怖い」という考えにより、人を避け、自分が傷つくのを避けるようになってしまうのです。

心理2.人間関係の悪化を懸念

「この発言をしたら、相手に嫌われるのでは…」

人間関係の悪化を招くことを恐れるあまり、ほんとうの意見を言えずにいることがあるはずです。

また、感受性豊かな人ならなおさら、相手の気持ちを優先させて自分の気持ちを後回しにすることもあるでしょう。

人間関係が崩れることを恐れて、嫌われたくないと感じている人もいるのです。

心理3.存在価値を見失う

相手から認められたいと願う「承認欲求」により、自己中心的な見方をしてしまうことがあります。

例えば、「これだけのことをしたのだから、相手は私を好きになってくれるだろう」と理想を押し付けてしまうようなことです。

相手からの賞賛を得られなければ満足できない状況では、相手の反応がやたら気になってしまいます。

そのため、好かれることが良く、嫌われることが悪いという価値観を持つことになるため、「嫌われるのが怖い」と感じてしまうのです。

心理4.過去を見ている

「昔、あの人に嫌味を言われたから」「自分からあの人に嫌なことをしてしまったから」

昔の気持ちを引き出して、相手に対して距離をとってはいませんか?

過去に合ったことが、まるで今連続して起きているかのように、嫌な気持ちが残っていることもあるでしょう。

それゆえに、相手を見た時に「また嫌われるのではないか」「自分を許してくれないのではないか」と不信感を抱いてしまうのです。

「嫌われるのが怖い」状況が続くと起こりうるリスク

「嫌われるのが怖い」状況が続くと起こりうるリスク

「嫌われるのが怖い…」という状況が続いた場合、どのような結果を招くのでしょうか。

まず、嫌われるという行為には、必ず「人」が関わっています。

人ありきの悩みのため、人に対して敵対心を抱いたり、組織から離れようとしてしまうになるのです。

殻に閉じこもってしまう

殻に閉じこもってしまうと、部屋から出るのが億劫になったり、所属している組織から脱退したりと、なるべく人に会わないような生活を送ることになります。

今ではAmazonで注文すれば物は届くし、Netflixを契約すれば好きなドラマや映画を見ることはできます。

しかし、結局のところ、人はひとりでは生きていくことができません。

一人を希望するということは、極論「無人の地球」で生活するようなことです。

人を避けても、人恋しさを感じたりと、その先には必ず悩みが伴います。

自分の意見を押し殺すようになる

「相手から嫌われたくない」という気持ちが強くなると、相手に合わせる行動が増えてきます。

相手のペースに合わせたり、相手をほめちぎったりと、本来あなたが持つの意志とは異なる行動を取るでしょう。

自分の気持ちを押し殺し、相手に合わせるような日々は、相手から嫌われる可能性を回避することはできますが、決して自由だとは言えません。

「嫌われるのが怖い」状況から抜け出すための考え方

「嫌われるのが怖い」状況から抜け出すための考え方

では、「嫌われるのが怖い」という気持ちをどのように抜け出すことができるのでしょうか。

ここからは、あなたがありのままの自分で過ごせるようになるための、考え方をご紹介します。

「嫌われるのが怖い」とふと感じたら、ぜひ言葉を思い出して、勇気に変えてみてください。

人と関われば必ずいつかは傷つくことを認める

人である以上、誰かに傷つくことがあります。

そしてあなたもまた、誰かを気づ付けているのです。

この世には、価値観が全く同じ人間は存在しません。

皆それぞれの価値観を持ち、自分の人生を歩んでいるのです。

人と関われば「傷つくことは少なからずある」と受け入れることから、始めてみください。

承認欲求を捨てる

そもそも、相手に承認欲求を求めてはいけません。

承認欲求を持つから、相手から承認を得られない時に傷ついてしまうのです。

相手に求めず、自分で自分を認めてあげるようにしましょう。

そしてあなたもまた、相手の欲求を満たすために生きているのでありません。

個々が自分を認めれば、相手に過度な期待をすることも、関係性が悪化することもありません。

承認欲求を一切求めず、自分で自分を認めるようにしましょう。

「承認欲求ってなぜ感じるの?」と、根本的な悩みを解決をしたい人は、こちらの本をおすすめします。

過去を引き出さない

過去に執着して、相手を見ないようにしましょう。

「嫌な事された」「悪い事言ってしまった」など、苦い思い出がある場合には、過去は過去と割り切る考えも大切です。

そもそも、誰しも過去のその時点で止まっているわけではありません。

あなたも、その人も、絶えず変化し続けているのです。

そのため、私は今この時点から変わることができるという気持ちを持ち、過去に執着するのを辞めましょう。

自分を大切にする

自分を大切にするためには、心を客観的にみつめるための余裕が必要です。

仕事で忙しい時こそ、ゆっくりと温泉に入って一息ついたり、汗を流してストレス発散させることをおすすめします。

ただ、自分を大切にするために、まずは何から始めればいいのか分からないという方もいらっしゃると思います。

そんな方におすすめなのが、「ヨガをすること」です。

ヨガをすることで、あなたの気持ちが落ち着き、どんな状況でも少しづつ受け入れられるようになります。

自宅で気軽にヨガを始めるなら、Webレッスンを受けられる「SOELU」がおすすめ

「ヨガを始めたいけど通う時間がない…」

「コロナウィルスが流行っているから、人ごみを避けてレッスンを受けたい」

気軽にヨガを始めたいなら、自宅でレッスンを受けられる「SOELU(ソエル)」
がおすすめです。

スマートフォンやパソコンを使って、いつでもどこでもヨガのレッスンを受講できます。

先生に見てもらえるので、正しい姿勢を学べたり、レパートリーを増やせたりと、質の高いレッスンを受けられます。

女性だけでなく、男性も気軽に利用できるので、周りを気にせずに自由にヨガをしたい人におすすめです。

今なら100円でレッスン受け放題ですので、ヨガをしてぜひ気持ちを整えてみてくださいね。


敵対心を抱かず、仲間意識を持とう

自分の言動に対して、相手がどのような反応をしてくるか不安に思うことありますよね。

そんな時は、「疑い」の気持から「信頼」へと意識を変えてみてください。


疑いさん

先日、街で見かけたのに突然のことで無視してしまった…。あなたはきっと不快に思っているだろう。色々お世話になってきたのに、申し訳ない事をしてしまった。こんな私を受け入れてくれるはずがないので、顔を合わせることができない…


信頼さん

この前は挨拶しそびれてしまったが、相手はそれほど気にしていないだろう。つぎに挨拶する機会があれば、しっかりお詫びを伝えて、明るく挨拶しよう。

信頼することは、人間関係を構築する上で欠かせない要素です。

「それができないから難しいんだよ…」と思う方も多くいらっしゃると思います。

なので、このように考えてみましょう。

「相手はあなたが思っているほど、あなたのことを考えていません」

人は皆、自分の人生を生きることで精一杯です。

疑心暗鬼な気持ちで接していれば、相手から不安に思われてマイナスに物事が進んでしまいます。

一歩を踏み出すことは、勇気がいることですが、まずは相手の見方から少しづつ変えていきましょう。

自分に関係のないことは足を踏み入れない

優しい人やお人よしの人ほど、他者から悩み相談を受けることが多いものです。

たとえば「結婚ができなくて悩んでいる」という友達などです。

しかし、あなたが相手の悩みを直接的に解決することはできません。

「知り合いを紹介する」「婚活パーティーをおすすめする」というサポートをすることはできるでしょう。

しかし、最終的に「結婚」という行動をとるのは、その人自身です。つまり、相手の悩みは、その人自身で解決していく必要があるのです。

相手の悩みは相手が解決するもの、同様に、自分の悩みは自分が解決するものという気持ちを忘れないでください。

相手を冷たく突き放すのではなく、問題解決する役割があることを理解することが大切です。

ブレない考え方を持つ

「嫌われるのが怖い」という考えを解決するには、「嫌われるのが怖くない」という状況にあることが求められます。

そのためには、なぜ人から嫌われても問題ないのかを知る必要があります。

例えば、「自分の人生を歩めるから」「死ぬわけではないから」など、理由は様々挙げられるでしょう。

決して「相手から嫌われるのが良い」という考えではありません。

嫌われることであなたらしい人生が歩めるなら、人に従順するよりも、正しい道を進むべきです。

ただ、人の価値観を変えることは難しいものです。そこで「嫌われる勇気」について説いている1冊の本をご紹介します。

自由になるための教科書「嫌われる勇気」

この本では、「なぜ嫌われることを怖いと感じるのか」という疑問をとことん解決してくれます。

そして、嫌われるのが怖いという感情を捨てる方法、あなたがあなたらしく生きるための考え方を、教えてくれる教科書です。

「哲学」と聞くと、一見難しい印象を抱きがちですが、この本は「青年」と「鉄人」の2人の対話により、分かりやすく解説されています。

「嫌われるのが怖いけど、どうしたら解決できるのか分からない」という人にぜひ読んで欲しい一冊です。

嫌われる勇気

組織を避け、ひとりで生きても何も変わらない

組織を避け、ひとりで生きても何も変わらない

もしあなたが対人関係につかれたら、少し休んでもいいのです。

冷静に考えられるようになるまで、距離を置きましょう。

ただ、対人関係を持つことを避けていても、人はひとりで生きることができない生き物。

組織を避けて一人で生きていても、現状は何も変わらないのです。

苦手な相手なら無理に関係を保つ必要はありませんが、他者との関りを持ち続ける必要はあります。

では、どうしたら他者と上手に付き合えるのでしょうか?

相手に何をしてあげられるかを考えよう

人間が価値を見いだせる瞬間とは、相手のために「良いことをした」と感じる時です。

「バスで体の弱い人に席を譲った」「迷っている人に道を教えてあげた」など、他者への貢献ができたとき、幸せを感じますよね。

相手から認めてもらおうと考えるのではなく、自分から相手に良い事をしてあげよう、という気持ちで過ごしてみてください。

ただし、無理をしてまで他者のために生きることを推奨しているのではありません。

自分が正しいと思ったことを、素直な気持ちで他者に貢献することが、幸せを感じるための大切なことです。

あなたの背中を押してくれる本

あなたの背中を押してくれる本

「新しい自分になりたいけれど、勇気が出ない…」という方のために、あなたの背中を押してくれる本をご紹介します。

大丈夫。あなたは一人じゃない「夢を叶えるゾウ」

突然現れた関西弁のゾウ。彼の存在が、主人公の独身サラリーマンを勇気づけ、変化をもたらす話です。

身近な日常のなかに、あなたが変われるポイントがたくさんあります。

「毎日がつまらない」「変わりたいけど、どうしたらいいの」という人にぜひ読んで欲しい1冊です。

偉人の言葉から勇気をもらおう「365日名言の旅」

言葉や景色と共に、名言集がデザインされている芸術的な本です。

毎日を豊かにさせてくれる言葉に出会うきっかけを与えてくれます。

この本で開いて、毎日をさらに大切に生きてみませんか?

まとめ

誰しも「嫌われるのが怖い」と不安になることがあります。

しかし、怖がっていては現状から脱することはできません。

あなたが自分から殻を破り、他者を認め、共存していく強い意志を持てた時、あなたらしく生きることができるのです。

とても勇気のいることですが、あなたが変われば見える世界が変わります。

ぜひ、勇気をもって他者に歩み寄り、正しいと思うことを貢献していきましょう。

あなたは「嫌われるのが怖い」という感情から、1日でも早く抜け出せることを願っています。