「新型コロナウィルスのワクチン接種が怖い…」
「副反応はどれくらい辛いの?」
新型コロナウィルスのワクチンは、1回目の接種よりも2回目の方が副反応が出やすいと言われているため、不安に感じる方も多いと思います。
そこで、実際にファイザー製ワクチンを接種した20代の筆者の体験談をもとに、副反応について記録をまとめてみました。
ワクチン接種による副反応は人それぞれ異なるため、一つの体験談の例として参考にしてください。
【接種1回目】ファイザー製ワクチンを接種した初日:筋肉痛と倦怠感あり
20代である筆者は、先日モデルナ製のワクチンを接種してきました。
接種から3~4時間は、特に何も起こりませんでしたが、数時間経過した頃から徐々に副反応が現れました。
実際にワクチンの接種を体験した様子を、時系列で詳しくご紹介していきます。
ワクチン接種当日 ファイザー製ワクチンの痛みあり
注射を打たれた当時の感覚は、普通の注射と変わらない程度の痛みだと感じました。
少し「チクッ」と感じるほどでしたが、思ったよりも痛みは感じませんでした。
同じ会場でワクチンを接種していた60代の方は、「注射の痛みも感じない」「水でも打たれたようだ」と、ほぼ感覚が無いと言っていたのを覚えています。
一方で、筆者と年齢の近い20~30代で接種した方は、「普段の注射よりも少し痛かった」「刺される感覚があった」との声が多かったです。
ワクチンを打って15分経過:手が少ししびれる
徐々にではありますが、ワクチンを打ってから15分経過した頃に腕が少しだけしびれる感覚がありました。
ただ、はっきりとした症状はこの時点では感じませんでした。
ワクチンを接種して4時間後:強い眠気に襲われる
ファイザー製の注射を打ってから4時間が経過た頃です。
ワクチンを接種した時よりも眠気が明らかに強まり、風邪を引いたように頭が重く感じました。
人との会話にストレスを感じるほど、頭の回転が鈍くなっていたのを覚えています。
ワクチンを接種して5時間後:耐えきれず仮眠を取る
この時間帯になると、ワクチンを打った側の腕がピリピリと痛み、触れたり、押したりすると、はっきりとした痛みを感じました。
体にダルさを感じ始めたので、安静にしようと思い横になったら、そのまま寝てしまいました。
ワクチンを接種して6時間後:だるさと腕の痛みあり
寝て起きたら、風を引いたような症状がありました。
鼻水や、頭がぼーっとするようなダルさ、強い眠気、注射部分の痛みと胸より上に手が上がらない、寒気などの症状を感じています。
また、食欲はあったのですが、ワクチンを接種した方の腕が上がらないので、お皿を持つのが大変で、食べるのに苦労しました。
腕に力が入りにくいので、皿洗いなどの家事にも通常よりも時間かかりました。
【経験談】シャワーを浴びてストレッチをしたら、少し痛みが和らいだ
筆者の場合ですが、シャワーを浴びたら腕の痛みが和らぎました。
さらに、筋肉をほぐすと良いらしいとの情報を見て、無理させない程度に腕を伸ばすストレッチをしました。
その後から徐々に腕は上がるようになり、痛みも和らいでいきます。
ワクチン接種の翌日:筋肉痛が少し和らぐ
翌朝の体温は、36.6度でした。
熱はありませんでしたが、腕の筋肉の痛みがあり、動かせませんでした。
昨夜良くなったと感じた腕の痛みは、寝ている間に硬直してしまったのか、振出しに戻ってしまいました…。
眠気とだるさは引き続き感じていて、この日は仕事に手が付かないほどでした。
翌朝の昼:副反応はほとんど無い
1日経過して翌日の昼。
この時間帯にやっと、これまで感じていた腕の痛みや、眠気などが消えて、体調が回復しました。
体温は36.5度と平熱で、熱はありませんでした。
ワクチン接種から2日後:完全に回復する
ワクチンを接種から2日後になれば、腕の筋肉の痛みは完全に消えました。
だるさや眠気も消えて、普段の体調に回復しました。
【接種2回目】ファイザー製ワクチンを接種した当日:筋肉痛はあるが熱は無い
ここからは、2回目のワクチン接種で感じた副反応の様子をご紹介します。
1回目のワクチン接種時と同様に、接種した左腕にはしびれるような筋肉痛がありました。
ただ、前回はワクチン接種後に少し腕を動かしてしまい、筋肉痛が強まった気がしたため、今回は無理せずに安静に過ごしました。
そのためか、腕の痛みは1度目のワクチン接種よりも痛くはなかったと感じます。
接種した当日の熱は上がらず、平熱の36.9度でした。
2回目│ワクチン接種の翌日:高熱と火照るような怠さを感じた
2回目のワクチンを接種した翌日の朝、急に熱が高まりました。
午前7時には37.5度だった熱が、10時頃には38.7度まで上昇しています。
体が火照っていて、とにかく怠くてベットの上で午前中を過ごしました。
水分と栄養を効率よく取り入れるために、ポカリスエットを積極的に飲みました。
昼食後:ロキソニンを服薬したら体調が徐々に回復した
高熱が続いていたので、ロキソニン(解熱剤)を服薬。
解熱剤を飲んでから30分ほどして、すぐに熱が下がり、体調がよくなったと感じます。
体も思い通りに動かせるようになり、腕の痛みも治まりました!
2回目│ワクチン接種から2日後:完全に回復した
2回目のワクチン接種から2日後には、熱は下がり、腕の痛みも完全に消えていました。
食欲もあり、外出もできるレベルまで回復しています。
私の場合ですが、予想していたよりも回復は早く痛みも少なかったと、体験して思います。
【補足】ワクチン接種会場の詳しい様子
ここでは、ワクチンの接種会場の様子をまとめておきます。
会場によって流れは異なりますが、様子が気になる方はぜひ参考にしてください。
体温を測定する
ワクチンの接種会場に入ると、物体と距離を置いてディスプレイ画面に体温が表示される体温計で検査を行いました。
この時、37.5分を超える場合、会場の入り口で入場制限がかかり、ワクチンを接種することができません。
受付番号をもらう
次は、受付で予約時間と名前が正しいかを確認した後、予約番号をもらいます。
予約番号の紙を持って、いよいよ会場の中へ入ります。
医師の問診を受ける
医師が座っているテーブルの前に座り、今回受けるワクチン接種の説明を聞き、問診を受けました。
「今日、明日の予定はありますか?」「運動をするのは避けてください」などの会話をしたのを覚えています。
問診を終えた後は、ワクチンを接種していきます。
ワクチンを接種
簡易的な個室に順番に呼ばれます。
看護師さんが用意しているので、腕を出してワクチンを接種してもらいます。

すぐに注射を打てるように、Tシャツなどの腕を出しやすい服装で向かうのがベストです!
接種した後は、待ちスペースで15分ほど椅子に座って様子を観察しました。体調が優れない場合は、この時に申し出ます。
該当する症状が現れない場合は、体調のチェックを受けて、会場を退場しました。
入場から退場までは約30分だった
入場から退場までは、約30分かかりました。
思ったよりもスムーズでしたが、込み合っている場合にはさらに時間がかかることが予想されます。
まとめ
20代でワクチンを打つのは、色々なうわさが出回っているので、不安が大きいかもしれません。
実際に筆者もファイザー製ワクチンを接種して、副反応が出たので「辛い…」とも思いもしました。
ただ、副反応は出ますが、しっかりとコロナウィルスの免疫が作られている証拠でもあるので、個人的には接種して良かったと感じています。
20代でファイザー製のワクチンすることに不安や抵抗を感じている方は、ぜひ参考にしてくださいね。