こんにちは!家庭菜園で暮らす、くまめです。
プランターで野菜を育てていると、
「野菜が元気ない」
「野菜の実がつかない」
「実が大きくならない」
と悩んだ経験はありませんか?
今回は、自身の失敗談をもとに、気を付けたいプランターの選び方についてまとめました。
プランター栽培のベストな育て方が分かりますので、ぜひ参考にしてください。
プランターの野菜が大きくならない理由
プランターの野菜が大きくならない原因は、以下が考えられます。
- プランター(鉢)の大きさが合っていない
- 日照が不足している
- 水が不足している
- 肥料が不足している
- 土の水はけが悪い
様々な条件がありますが、中でもよくある問題は「プランターの大きさが合っていない」ことです。
プランター(鉢)のサイズはとても重要
育てる野菜が大きくならない時は、プランター(鉢)のサイズが合っていないのかもしれません。
観葉植物や花と違い、夏野菜のような野菜は大きな果実をつけるため、根を広く太く張り巡らせる傾向があります。
そのため、野菜に適したサイズのプランターでないと、たとえ苗が大きく成長しても、実がつかない・実が大きくならないという現象が起きやすいです。
プランター選びで失敗したな…と感じたことは、何度もあります。
ある程度までは大きくなるのですが、実がほとんど付かないんです…
プランターのサイズが合わない失敗例もご紹介します。
おすすめしないプランターの形とサイズ
過去の経験から、プランターで野菜を育てる時におすすめできない形とサイズをまとめました。
◆NG1.逆三角形のプランター(鉢)
野菜の根は、下へ横へと伸びていく傾向があります。
そのため、下になるにつれて狭くなるプランターは、一見おしゃれなのですが、根がやせ細りしてしまうためおすすめできません。
実際に、こちらのプランターで育てた野菜は、ある程度まで大きくなったあと成長が止まり、実はほとんど付きませんでした…。
日照は十分に足りており、肥料も水も十分にあげていたので、原因はプランターのサイズだと考えられます。
◆NG2.野菜に適していないサイズのプランター(鉢)
プランターのサイズは、野菜の収穫量に比例すると言っても過言ではありません。
適切なサイズのプランターで育てると、実のつきが良くなり、成長する速度も早いです。
一方で、野菜に合わないサイズのプランターの場合、苗がやせ細り十分に実をつけずに終わる傾向があります。
土をケチってしまったんですよね…。10型のミニサイズの鉢でピーマンを育てたら、2~3つしか収穫できませんでした。
観葉植物と同じ要領で、少しの土でも成長するかな~なんて思っていたのが仇となりました(泣)
根を広く伸ばせない狭い環境では、野菜の成長も止まってしまうことが分かりました。
他の生きものと同様に、野菜も育つ環境が適切でないと、のびのびと成長できません。
どんな鉢がおすすめ?野菜別にぴったりなプランターの特徴
では、野菜を育てるのにどのようなプランター(鉢)が適しているのでしょうか。
プランターを選ぶ際のポイントは、こちらです。
育てる野菜 | おすすめのプランター |
---|---|
大葉・バジル・パセリ・レタスなどの葉もの | 小~中サイズのプランター |
トマト・ピーマン・ナス・きゅうりなどの夏野菜 | 大きければ大きいほど良い。十分な高さ・広さが必要 |
ラディッシュ・ビーツ・かぶ・ミニ大根などの根菜 | 中~大サイズのプランター。高さが必要 |
野菜の種類によって、プランターのサイズは異なります。
たとえば、大葉(青シソ)やバジル、パセリ、レタスなどの葉ものは、小さい面積でも十分に育ちます。
しかし一方で、トマトやピーマン、ナス、キュウリなどの実をつける野菜は、豊富な栄養を必要とし根を大きく伸ばすので、広いプランターが必要です。
【野菜別】おすすめのおしゃれなプランター(鉢)まとめ
自身の失敗した経験をもとに、おすすめのプランターをご紹介します。
それでは、見ていきましょう。
葉もの野菜におすすめのおしゃれなプランター
葉もの野菜は、狭い場所でも大きく成長します。
そのため、比較的どんなプランターでも相性が良い特徴があります。
おしゃれに育てるならば、横に長さがあり幅が狭いと、全体的なリューム感が出やすいのでおすすめです。
機能性を求めるならば、自動で給水してくれてキッチンや玄関にも置きたくなる、こちらのプランターがぴったりです。
年中室内で育てられる環境が整っており、害虫の被害を心配する必要がありません。
睡眠を妨げることのないライトの自動調整や、受粉効果を高める仕組み、日照調節までしてくれる優れものです。
夏野菜におすすめのおしゃれなプランター
夏野菜に適したプランターは、深く広いサイズです。
狭い場所ではそれだけ実のつきも悪くなるため、十分なゆとりのあるサイズを選ぶのがポイントです。
実のなる野菜は、35~40型の大きなサイズの方が育ちやすい印象です。
一方で、小さな30型以下の場合、大きい容量と比べて実が大きくならない・収穫時期が早く終わるなどのデメリットを感じました。
こちらは、40型のおしゃれなプランターです。
軽量なのでプランターの移動もしやすいのがメリットです。
また、複数の苗を植えるならば、深さだけでなく幅にもゆとりがあるプランターがおすすめです。
こちらは、広い面積を用意できるおしゃれなプランターボックスです。
環境に優しく丈夫なPPプラスティック素材を使用しているため、ベランダで育てやすい特徴もあります。
ただし、こちらはプランターのサイズが大きめなので、購入前にベランダのサイズを測っておくことをおすすめします。
根菜におすすめのおしゃれなプランター
ニンジンや大根などの根菜は、下に根が伸びるため高さのあるプランターを選びます。
ラディッシュ(はつか大根)やビーツ、かぶなどにおすすめのおしゃれなプランターは、通気性の良い不織布素材のプランターです。
見た目がおしゃれなのはもちろんのこと、湿気が溜まりにくいため、中で根菜が腐りにくいのがメリットです。
家庭菜園を畑でたのしめる「シェア畑」
全国130ヶ所の農園から自分に合った畑を探せる「シェア畑」。
シェア畑では、プロによるサポートが付いているので、初めて畑を使う方でも安心です。
クワやスコップなどの農具は畑に完備されており、手ぶらで畑に行けるのも嬉しい点です。
夏は夏野菜づくり、秋には芋ほりなど、子供から大人まで楽しめる機会がたくさんあります。
無料のオンライン説明会も実施しているので、ぜひ詳しい話を聞いてみてくださいね。
まとめ
ベランダ菜園をする際は、育てる野菜に適したプランターを選ぶことが大切です。
プランターのサイズが合わない場合、野菜の実が大きくならない原因につながります。
この記事では、野菜別におすすめの鉢の特徴をご紹介しました。
ベランダや室内菜園でおしゃれなプランターを載せていますので、ぜひ参考になれば幸いです。
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