知っていますか?野菜づくりに役立つ用語 no.6~10

畑で役立つ用語

くまめ
くまめ

こんにちは!家庭菜園で暮らす、くまめです。

野菜づくりで役立つ用語をご紹介するシーリーズ第二弾!

前回に引き続き野菜づくりの専門用語で知っておきたい言葉をピックアップしました。

いくつ知っているか確認してみてくださいね。

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知って得する!野菜づくりで役立つ用語 no.6~10

野菜づくりで役立つ用語をご紹介します。

それでは、見ていきましょう。

前回までの用語は、記事最後の「関連記事」にてご紹介しています。

用語6.内張りカーテン

夜間の冷え込みを極力抑えるため、温室やハウスなどでは「内張りカーテン」を使用します。

ハウスの内部にカーテン式のポリエチレンフィルム等を張り、熱を逃がさない効果を発揮します。

近年では、内張りカーテンを二重張りにする方法も増えてきているそうです。

用語7.ウォータースペース

植木鉢やプランターで使われる言葉。

鉢の表面から指の関節一つ分ほどの空間を「ウォータースペース」と呼びます。

ウォータースペースとは

植木鉢の植物に水やりををする際、ウォータースペースを空けることで、土が流れ落ちてしまうのを防ぐ役割があります。

水を自然に染みこませるためにも、この空間は必要になります。

用語8.栄養繁殖(えいようはんしょく)

種で増やす方法とは異なる点に注意です。

栄養繁殖とは、挿し木・接ぎ木・取り木・株分け・組織培養などで繁殖させる方法を指します。

ちなみに挿し木と取り木は「枝」を、株分けは「株」を分けて育てる方法です。

接ぎ木は「穂木」と「台木」をつなぎ合せて育てる方法。

組織培養は多細胞生物の「組織片」を増やす繁殖方法です。

用語9.裏作(うらさく)

メインの野菜を収穫後、次の作付けまでの期間を利用して他の作物を栽培することを「裏作」といいます。

裏作と一緒に使われる言葉は「表作(おもてさく)」です。

たとえば、主要で育てるイネ(表作)を栽培後、空いた期間に小麦(裏作)を育てます。

一年に二種類の作物を連続して育てるこの方法を「二毛作(にもうさく)」と呼びます。

用語10.畝幅・株間・条間

畝のサイズをあらわす用語です。

畝幅(うねはば)、株間(かぶま)、条間(じょうかん)と読みます。

畝幅・株間・条間とは

畝幅は畝の横幅、条間は苗の列と列の間、株間は苗と苗の間の長さを指します。

肥料の分量を計算する際に、頻繁に使われる用語なので覚えておくと役立ちます。

まとめ

今回ご紹介した用語は、使う場面が限られる言葉が多いです。

たとえば、「ウォータースペース」はプランター栽培、「内張りカーテン」はハウス栽培でのみ使われます。

限定的な用語に思えますが、言葉の意味を知ると、幅広い育て方に活用できる大事な知識でもあります。

ご紹介した用語が少しでも参考になれば嬉しいです。

▽野菜づくりの用語集

畑で役立つ用語 知っていますか?野菜づくりに役立つ用語 no.1~5