
こんにちは!家庭菜園で暮らすKUMAです。
枝豆を育てたところ、
「葉が突然枯れてしまった」
「種まき後に発芽しない」
「花が咲かない」
このような経験している方は多いです。
そこで、この記事では枝豆栽培のよくある6つの問題と対処法をまとめて解説しています。
枝豆栽培の解決策が分かりますので、ぜひ参考にしてください。
これって失敗?!枝豆栽培の6つの問題と対処法
枝豆は野菜のなかでも栽培の難易度が低い野菜です。
しかし、以下のような問題が起きることもあり、原因と対策をしっておくことは大切です。
【枝豆栽培の6つの問題】
- サヤが付いているのに実が大きくならない
- 枝豆の葉っぱが枯れる
- 枝豆が発芽しない
- 枝豆の花が咲かない
- 枝豆の苗がひょろひょろい
- 枝豆のサヤが黒くなる
対処法もふまえて解説していますので、ぜひ参考にしてください。
それでは、見ていきましょう。
失敗1.サヤが付いているのに実が大きくならない
サヤが付いているにもかかわらず実が大きくならない原因は、カメムシによる被害や収穫時期が過ぎていることなどが挙げられます。
【実が大きくならない原因5つ】
- カメムシによる吸汁の被害
- 収穫時期が過ぎている
- 水が不足している
- 日当たりが悪い
- 肥料過多
枝豆は、実を大きくする際にたくさんの水分を消費します。
水分不足の枝豆は、水が十分に供給された枝豆と比べて、実が小さくなるため、水不足にならないように注意しましょう。
また、肥料過多になると土壌の窒素成分が増えすぎて栄養素が循環されにくくなるので、葉ばかりが伸びる蔓ボケになりサヤが育ちません。
初期の追肥は必要ですが、ある程度成長したら肥料はなるべく控えると良いでしょう。
失敗2.枝豆の葉っぱが枯れる
葉が枯れる原因は、肥料過多、水分バランスが崩れている、日照不足などが挙げられます。
肥料を与えすぎると窒素過多になり、栄養素を根に供給してくれる「根粒菌」が生息できなくなります。
環境のバランスが崩れてしまい、結果として葉が枯れる現象が起きてしまうのです。
対処法は、肥料を手で取り除き、肥料を流すために水を多めに与えることです。
肥料が目に見える形で残っているのであれば、根を傷つけないように優しく手で取り除いてください。
その後、肥料の濃度を薄めるためにも、多めの水を与えて土の中の肥料を流します。
ただし、一度枯れてしまった葉は元には戻りませんので、諦めてください。
失敗3.枝豆が発芽しない
枝豆は他の野菜とくらべて発芽率は高いです。
しかし、種まき後における土の湿度や日照などにより、発芽しないケースがあります。
枝豆の種が発芽しない理由には、以下の通りさまざま挙げられます。
【枝豆が発芽しない原因7つ】
- 水切れを起こしてる
- 水やりにより種がふやけた
- 水やりによる急な温度変化
- 水やりのしすぎ
- 土が厚く被せられて日光が当たらない
- 土が被っておらず日光が当たりすぎている
- 種の寿命が過ぎている
種まき後すぐに水を与えると、種がふやけたり急な温度変化により発芽の確率が下がります。
そのため、種まきをした翌日から水やりを行うようにするのがポイントです。
一度水を与えると発芽しようと種は動き出しますので、水切れを起こさない程度に水やりを継続してください。
表面の土の層は、暑すぎると日光があたらず、種がむき出しでは光が当たりすぎるため、1㎝~2㎝の深さに種を撒きましょう。
失敗4.枝豆の花が咲かない
枝豆の花が咲かない理由には、肥料不足が挙げられます。
枝豆は、花を咲かすために大きなエネルギーを使うため、肥料が不足していると花を咲かせることができないからです。
種を撒いてから花が咲くまでの間は、成長に必要なエネルギーを補うために、肥料をしっかりと与えましょう。
ただし、株が大きく成長した後は根粒菌により窒素過多になるケースがあるため、逆に肥料の与えすぎには注意が必要です。
失敗5.枝豆の苗がひょろひょろ
日照不足の場合、はひょろひょろと波を打ったような枝豆の苗に育ちます。
双葉がでたら、日光にきちんと当てて葉で光合成を行い、栄養をしっかり取り込む必要があります。
また、すでに徒長してしまい縦に長い苗の場合、元気な葉を2枚残して摘心し、新たに双葉を土に近づけて植え替えるという方法もあります。
枝豆は日光を好みますので、植え替える場所は、日光の当たる場所に変更しましょう。
失敗6.枝豆のサヤが黒くなる
枝豆は雨に当たったことが原因で、豆の殻が緑色から黒い斑点に変色してしまいます。
殻が黒くても実が傷んでいなければ、食べることが可能です。
しかし、実も変色していたり、カビが生えている、酸味がする、苦いなどの時は、傷でいる証拠なので食べるのは避けてください。
まとめ
この記事では、枝豆を育てるにあたり、よくある6つの問題と対処法をご紹介しました。
枝豆は比較的簡単に栽培できる野菜ですが、環境が適していないと十分に成長しないケースもあります。
そのため、現状を把握して必要な解決策な何であるかをきちんと知っておくと安心です。
ご紹介した解決策が悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。