色と素材でどう変わる？マルチの効果やデメリットをわかりやすく解説

くまめ

こんにちは！家庭菜園で暮らす、くまめです。

畑での野菜づくりに欠かせないのが「マルチ資材」。

マルチには白や透明、黒など様々な色があり「どの色や素材を選ぶべき？」と悩みますよね。

そこで今回は、マルチの役割と、色や素材で異なるマルチ資材のメリット・デメリットを表でまとめています。

選ぶべきマルチが分かりますので、ぜひ参考にしてください。

なぜマルチを使うの？マルチの役割と効果

くまめ

畑での野菜づくりに、なぜマルチは必要なの？

マルチの役割は、主に3つあります。

作物が雨風や害虫などから悪影響をうけないために、保護する役割があります。

また、土壌に残った水分の蒸発を防ぎ、作物の根の乾燥を防いでくれます。

追肥などで与えた肥料は流れやすいですが、マルチをすることで流出を防ぐ働きもあるのです。

マルチには様々な種類があり、使い方によって先ほどご紹介した効果とは別に、新たな効果も得られます。

マルチの種類によって得られる効果とはこちらです。

地温の温度管理や雑草を抑制する効果など、面倒で手のかかる作業をマルチで解決できます。

また、できれば避けたい害虫の被害もマルチの種類によっては未然に防ぐことも可能です。

では、どのようなマルチがあり、どんな効果を発揮してくれるのでしょうか。

具体例は次の章で見ていきましょう。

マルチ資材は色や素材によって効果が異なります。

メリットがある一方で、デメリットもあるのであわせて確認しておきましょう。

色別・素材別でそれぞれご紹介していきます。

まずは、色別にマルチの違いを見ていきます。

マルチの色は、主にこちらの５種類に分けられます。

くまめ

黒色ポリマルチしか見たことがなかった！

一般的にホームセンターなどで目にするのは黒色マルチが多いです。

しかし実際には、黒白ダブルマルチやシルバーマルチなど、良い効果の見られるマルチもあります。

デメリットも考慮したうえで、作物の特性に合わせてマルチを使い分けると良いでしょう。

▽おすすめの透明マルチ

created by Rinker

岩谷マテリアル(Iwatani Materials)

▽おすすめの白黒ダブルマルチ

created by Rinker

アイアグリ

マルチ素材は、一般的にみられるポリマルチだけではありません。

素材別でみるマルチのメリット・デメリットは以下の通りです。

マルチの素材	メリット	デメリット
ポリマルチ	色によって目的を使い分けられる	ゴミが出る・価格が高いケースがある
紙マルチ	雑草の抑制・多湿と乾燥を防ぐ	価格が高い
有機質マルチ	雑草の抑制・多湿と乾燥を防ぐ・環境にやさしい	作業に手間がかかる・入手が困難
生分解性マルチ	微生物により分解されるため撤去作業が不要・環境にやさしい	価格が高い・裂けやすい