こんにちは!家庭菜園で暮らす、くまめです。
トマトの葉が外側・内側に巻くのは、健康状態を知らせるサインです。
葉の変化を見逃してしまうと、その後の実の付きや育成に影響があらわれます。
そこで今回は、トマトの葉の巻く向きで見分ける健康状態をご紹介します。
トマトの葉のことがよく分かりますので、ぜひ参考にしてください。
トマトの葉が巻くのは健康状態を知らせるサイン
トマトの葉が外側・内側に巻くときは、健康状態に影響が現れたサインです。
実際にどのような現象が起きているのか、写真付きで詳しく解説していきます。
それでは見ていきましょう。
トマトの葉が外側に巻くのは肥料が多いサイン
トマトの葉が以下の症状のときは、肥料過多・水分過多のサインです。
- 葉が外側に巻いている
- 葉が上に向いている
- 葉が垂れ下がる
- 葉が垂れて広がる
たとえば、追肥を与え過ぎたり、水をやりを行い過ぎたときなどに見られる症状です。
放置をしていると、実よりも葉に栄養が行き過ぎるために、実の付きが悪くなります。
あわせて対処法も確認しておきましょう。
トマトの葉が外側に巻いた時の対処法
トマトの葉が外側に巻いたときは、追肥をストップさせます。
また、前回与えた肥料が目で見える場所にあるなら、根を傷つけないよう手で優しく取り除きます。
トマトは感想を好む野菜なので、水の与え過ぎにも注意が必要です。
トマトの葉が内側に巻くのは栄養不足のサイン
トマトの葉が以下の症状のときは、栄養が不足しているサインです。
- 葉が内側に巻いている
- 葉が上に向いている
- 葉がクルンと裏返る
- 葉の端から内側に丸まる
栄養が不足すると、実の付きに時間がかり、収穫量が減る・収穫時期が遅れる原因になります。
また、弱りかけている苗は病気になりやすいので、早めに対策を取る必要があります。
トマトの葉が内側に巻いた時の対処法
トマトの葉が内側に巻いた時は、追肥を行います。
また、栄養にかかせない適度な水やり・わき芽の処理・日光を十分に当てることも大切です。
わき芽を処理すると、必要な部分に栄養が回るようになるため、苗の回復が早まります。
こちらの記事では、わき芽の位置や水栽培の方法を写真付きでの分かりやすく解説をしていますので、ぜひ参考にしてください。
トマト・ミニトマトのわき芽は水栽培できる!手順や注意点を分かりやすく解説トマトの葉が横にまっすぐ伸びるのは健康状態が良いサイン
トマトの葉が平らにまっすぐ伸びている時は、健康状態が良い証拠です。
写真のトマトの葉は、外側に巻いておらず、内側にも巻いていません。
トマトの葉が丸まることなく、まっすぐに伸びていることがポイントです。
まとめ
トマトの葉が巻くときの意味をご紹介しました。
- 葉が外側に巻くときは、栄養が多いサイン
- 葉が内側に巻く時は、栄養が不足しているサイン
- 葉がまっすぐに伸びるときは、健康状態サイン
トマトは葉の向きで健康状態を知ることができます。
記事内では対処法もご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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