こんにちは!家庭菜園で暮らす、くまめです。
かぼちゃは種から育てることができる野菜です。
しかし種まきのやり方が適切でないと、育ちが悪くなるケースがあります。
そこで今回は、かぼちゃの種まきのやり方についてイラスト付きでご紹介します。
初めての方でも分かりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
種から育てる!かぼちゃの種まきのやり方
かぼちゃは種から育てることができる野菜です。
かぼちゃの種まきの方法はさまざまありますが、今回は主に行われる以下2つの方法をご紹介します。
・ポットに種をまく「ポットまき」
・畑に直接種まきをする「直まき(じかまき)」
それぞれの育て方を詳しく解説していきます。
1.かぼちゃの種を「ポットまき」するやり方
かぼちゃの種は、基本的にポットで育てることをおすすめします。
この理由は、温度管理ができるので発芽適温を調整しやすいというメリットがあるためです。
ポットまきのやり方は、以下の手順で行います。
- 4号ポットに種を3粒ずつまく
- 本葉が1枚でたら1本に間引く
- 本葉が3~5枚に増えたら定植する
初心者の方でもわかりやすいように、イラストをご用意しました。
それでは、詳しく見ていきましょう。
手順1.4号ポットに種を3粒ずつまく
種をまくポットは、直径12㎝の4号ポット(3号ポットでもOK)を使用します。
ポットの名前に「〇号ポット」「〇cmポット」とサイズが表記されているので、簡単に見分けることが可能です。
小さいサイズや大きすぎるサイズは、水はけや根の張りに影響がでるため、適切なサイズを選びましょう。
そして一つあたりのポットに、かぼちゃの種を3粒まくのがポイントです。
1粒だけまくよりも、3粒一緒にまくことで、種は生き残りをかけて丈夫に育つ傾向があるためです。
「もったいない」という気持ちから種の数を減らすと、その後の成長に影響が出てしまうケースがあるので、注意してください。
手順2.本葉が1枚でたら1本に間引く
本葉が1枚でたら、1本立ち(1本残して他を摘み取る)にします。
「本葉」と「双葉」の次に出る大きい葉のことを指します。
間引く芽は、弱くて小さいもの、横に曲がっているもの、病気にかかっているものなどを選びます。
1本立ちにする芽の近くに、間引く芽が密集して生えている場合は、そのまま抜くと根を傷つける危険性があります。
そのため、ハサミを使って地表の部分を切り落とし、根を残したままにします(根を残しても葉が無ければ生きていけないので、間引きの効果があります)。
手順3.本葉が3~5枚に増えたら定植する
本葉が3~5枚に増えたら、苗を畑に植え付ける時期です。
成長しすぎた苗(老化苗)を定植すると、その後の生育が劣るので定植のタイミングには気を付けてください。
植える時期が遅くならないように、本葉が5枚以上になる前に畑に植え付けましょう。
2.【直まき】かぼちゃの種を育てるやり方
かぼちゃの種は、畑に直接まいて育てる「直まき(じかまき)」ができます。
ただし、品種や時期、地域によっては難しいケースもあります。袋の裏面に詳細があるので、必ずチェックをしてください。
直まきのやり方は、こちらの通りです。
- 畝間3mに対して株間70~100mで種を3粒ずつまく
- 本葉3枚が出たら1本立ちにする
かぼちゃの品種によっては、ご紹介した直まきの方法と異なるケースがあります。
かならず種袋をご確認ください。
直まきをするなら家庭菜園をかりるのもおすすめ
かぼちゃ栽培は広いスペースを必要とするため、プランター栽培では限りがあります。
もしも「今は畑がないけど借りてみたい」という方は、都市部でも畑が探せる「シェア畑」を活用するのがおすすめです。
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検索は無料で行えますので、まずは自分に合った畑が借りられるかをチェックしてみてくださいね。
1年間に植えられるかぼちゃの品種リストまとめ
かぼちゃは品種と栽培条件が合えば、年中種まきができる野菜です。
真夏や真冬でも条件が合えば種まきできる品種があります!
そこで1月~12月までの各月に植えられるかぼちゃの品種を、下記の記事で一覧リストにしました。
1月~12月に種まきできるかぼちゃの品種を詳しく解説!おすすめの種も「今の時期に種まきできる品種はあるの?」と気になる方は、ぜひご覧くださいね。